みなさんこんにちは。shutonです。
生き抜く力の知恵を授ける
第二弾です!
テーマは【金利】です。
皆様にわかりやすく要点だけを
たった5分で理解できるように
簡単にお伝えします。
目次
金利って何?
では早速金利について学びを深めましょう。
金利はお金を貸し借りするときに
発生する賃貸料のことです。
金利は多くの金融業態の中で
使われる言葉ではありますが
しっかりと理解している方は
少ないと思います。
日本の金利の歴史
まずはその歴史についてご紹介します。
金利はこの国日本で貨幣ができてから
すぐに登場した考えだとされています。
757年の養老令に遡ると
「出挙(すいこ)」という
賦課による雑税の一種が課せられており
国が強制的に稲を貸し付けることによって
その稲分の元本と利息を
払わせていたというものがあり
それが金利(利息)の発祥ともいわれています。
その後金利は形を変えながら
お金という価値のあるものに
ついてまわることになります。
昔、金融業界は金貸しと呼ばれていたほど
お金を貸し付け、その金利でお金を儲けていました。
現代では消費者金融と呼ばれているものです。
現代では信頼を売りにして
お金を貸し付けてもらうような方が
増えています。
しかし昔は質屋に担保として
何か物を預けてお金を借りる
という方法が多く取られていました。
カードローンの台頭により
その形は消えましたが
金利というシステムは
根強く残っています。
金利の種類
金利はいくつかの種類に分かれています。
・固定金利
定めた期間の間金利が固定(変わらないタイプ)の金利です。
通常の定期預金や債券のクーポン(利息分)などは
この固定金利に該当します。
消費者金融系カードローンは
こちらに該当します。
・変動金利
金利がある一定の条件により変動し続けるタイプの金利です。
変動型の住宅ローンや普通預金金利などが
この変動金利の対象となっています。
銀行系カードローンはこちらが多いです。
・名目金利
私達が良く目にしている金利です。
預金金利1%などはこれにあたります。
・実質金利
金利から「インフレ率」を考慮したものです。
貨幣は国の経済によってその価値を変えます。
それを考慮したものと考えてください。
・短期と長期
期間に合わせた金利の名称もあります。
短期金利は一年未満のものを指し
長期金利は1年以上のものを指します。
金利の活用
実際金利は日常でどのように
使われているのでしょうか?
日常に沿った具体例を二つ挙げます。
預金
預金は皆さんしていますよね。
預金の金利は考えたことありますでしょうか?
銀行によって金利は違います。
しかしその金利も
ここ数十年で大きく変化しました。
かつては普通預金で2%くらいあったものが
現在では0.02%と100倍もの違いが
できてしまっています。
安全だから預けるという考えも大切です。
しかしこの事実から目を背けるのは
やめておいた方が良いでしょう。
ローン
ローンについては経験ある方
経験ない方いらっしゃると思いますが
簡単に言うと
借金です。
住宅ローンであったり車のローン
など多くの場で利用されていますよね。
カードローンなど今でいう
消費者金融が行っているビジネスも
存在しますね。
金利の豆知識
金利は意外と皆さんが知らないようなことも
多くあると思います。
・金利の上限
金利の上限値は決まってます。
利息制限法により
20%までとなっています。
それを基準にとカードローンは
高い金利だなと感じます。
・グレーゾーン金利
現在は撤廃されましたが
出資法と利息制限法の間に存在していた
金利がありました。
それをグレーゾーン金利と呼び
問題視されていました。
・72の法則
72÷年利=お金が二倍になる期間
例
72÷0.02=3600
どういうことか説明すると
年利2%の銀行にお金を預けると
3600年かかってお金が二倍になるということです。
まとめ
・金利はお金の賃貸料
・金利はいくつか種類がある
・銀行に預けていてもお金は増えにくい
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