【3分で分かる】SNSのビジネスモデル 運営会社が儲けられる仕組み

SNS攻略

みなさんこんにちは。

もう今では当たり前の存在となったSNS。

しかしながらSNSを運営している会社がどういった形で収益を得ているのか知らない人は多い。

今回はそんなSNSを運営している会社がどういった形で収益を上げているのか?

そのビジネスモデルを解説していきます。

目次

なぜ我々は無料でSNSを利用できているのか?

多くのSNSは無料で利用できる仕組みとなっている。

無料で使えるのになぜ運営会社がマネタイズできるようになっているか疑問に思ったことはないだろうか?

本記事はこの疑問をきっかけに書こうと決めた記事である。

そしてこの疑問の答えが密接に収益モデルと関連しているのである。

そこでなぜSNSが無料で使えるのか深掘る。

SNSが無料で使える理由。

それは

①広告収入が見込めるから

アプリ内における課金制度

③他サイトへの誘導

これらを搭載しているからである。

そしてこれがそのままSNSの収益モデルとなっている。

さらに言うならばこのビジネスモデルが成り立つ理由。

それは

圧倒的なサービス力の提供

それに裏付けされた集客力

である。

圧倒的なサービスによって人を惹き付け、その集客力を生かしたビジネスモデルというわけだ。

そして言うなれば彼らにとって顧客は二つある。

1つ目はサービスを受ける我らである。

2つ目はサービスを受けている我らをターゲットとする企業である。

そしてユーザーの我々には課金によるマネタイズポイントを

企業にはユーザーに向けた広告でマネタイズポイントを

作っているというわけだ。

無料で使っているサービスの裏には、そのサービスを利用している側が商品として実は売り出されているということである。

SNS運営会社の収益モデルとは?

SNS運営会社の収益モデルは大きく分けて4つあると言われている。

それは先ほど記載した通り

①広告収入

②課金制度

③他サイトへの誘導

そしてこれに加えて

④データライセンス

である。

これらを一つずつ紹介していく

①広告収入

1つ目は広告収入である。

これは、インターネットのサイトに他社の広告等を表示させることで他社から収益を得ているモデルである。

YouTubeやTwitter、Facebookなど多くの企業が取り入れている収益モデルである。

この広告収入モデルは、いかにSNS登録ユーザーに広告のページを表示させ、広告を見る機会を作るかが大きな収益ポイントになる。また、一定の収益を上げるためには、広告記載企業の契約数、表示数がある程度必要になる。さらに、記載企業との契約もある程度のページビュー数がないと難しい。

これにより、初期の準備として多くの利用ユーザー数を必要とするため、ユーザー数確保のためのサーバ設備投資等が重要になる。

しかし現状、サーバーなど多くの設備が発展し、大きなキャパを得ている以上これからサーバーのことで問題となってくることは減ってくるだろう。

SNSでは圧倒的なユーザー数を誇っている場合が多いため、広告収入が収益源の多くを担っている会社も多いだろう。

実際にTwitter社では9割が広告収入となっている。

詳しくはこちらの記事を参照していただたきたい。

Twitter[ツイッター](TWTR)の企業分析
マネックス証券の「銘柄スカウター米国株」を使って、140文字の短文投稿SNSを運営するTwitter[ツイッター](TWTR)を財務分析しました。

②課金制度

ユーザー課金型モデルである。

これは、企業が提供しているインターネットサービスに対して、そのサービスの利用料をユーザーから徴収するというものである。

一般的なパターンとしては、SNSの基本機能は無料で利用できるが、一部の便利機能のみ、有料オプションで使用可能といった形で提供されることが多い。

具体的な例としては、ユーザー自身が課金を行うことによってそのアカウントや投稿を運営側からプロモートされる例だ。多くの発信者は自分のことを多くの人に知ってもらいたいためにそういった課金制度を利用して、多くのユーザーに認知を広げている現状がある。

PVの多さに依存せず、人的ネットワークなどSNSの特徴を積極的に活用したサービスの提供に重点を置いている点に特徴がある。

このモデルは、広告収入モデルに対して、比較的ユーザーの意見や要望等を取り入れることが、直接収益につながるモデルであるといえる。

③他サイト誘導モデル

他サイト誘導型モデルと呼ばれるものである。

これは、上記2つのモデルと大きく異なり、SNS自体を収益の中心にしようとしない形のモデルである。

SNS内での広告収入や課金収入に頼るのではなく、SNSをユーザーの集客や定着のツールとして捉え、自社・他社問わず他のサイトに誘導、あるいは連動させることにより得られるシナジー効果(相乗効果)を期待するモデルである。

④データライセンス

これは主にTwitter社が行っているサービスではあるがデータライセンス事業である。

データパートナーがアクセス、検索、およびアクセスできるようにするデータ製品やデータライセンスを提供することで、データライセンスおよびその他の収益を生み出しているものである。

プラットフォーム(公開ツイートとそのコンテンツで構成される)の履歴データとリアルタイムデータを分析し、「MoPub」エクスチェンジを通じてモバイル広告エクスチェンジサービスを提供する。

以上の4つがSNSを運営する会社のビジネスモデルとなっている。

まとめ

Twitter

SNSからの収益源としては上記した4つが主なものとなっている。

自分たちが利用しているSNSでの収益モデルくらいは押さえておいて損はないだろう。

また提供している運営会社が、今後どのようなことを考えているのか。

それらを考えていくことは運用者や利用者の立場からすると必要なことであると考える。

収益源は彼らが1企業として存続するために必要な項目の一つであるし、今後も彼らの収益源がどのように変化していくか注目することは大切なことであると考える。

また利用者数についても運用者やSNSをプラットフォームとして利用する方は注目しなければならない。そちらに関しては以下の記事を参照していただきたい。

【2021年最新まとめ】各SNS利用者数の比較とその特徴
SNSのアクティブユーザーの最新を知って 今後の自分の身の置き方を考えよう! SNSの利用者は日々増加し続けています。 世界においても日本においても 同様に言えることです。 5月17日日経新聞の夕刊で次のような...

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また今回の記事の感想やコメントなど残していただければ全て対応いたしますので、お待ちしております。今後はSNSの運営会社の戦略やそれにまつわるニュースなども取り上げていきます。

これからもよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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