チャート分析法 【ローソク足連続線】9パターンについて解説 

チャート分析

みなさんこんにちは。shutonです。

ローソク足には不連続線と連続線があります。不連続線に関しましてはリンクからご覧ください。

連続線

連続線は多くの種類があり、すべてを覚えたり、すべてを網羅しようとするとかなり膨大な量になります。そのためこの記事では代表的なものを紹介していきます。連続線は短期的に用いるよりも、日足や週足、月足で使用するとより効力を発揮します。

はらみ線

はらみ線とは、ある陰・陽線が次の陽・陰線がすっぽり埋まってしまうという足型です。言い換えると前のローソク足(実体)に次のローソク足の値幅がすべて収まっている状態のことを言います。陽線、陰線は順不同ではありますが、ただし互い違いになっていなければなりません。はらみ線は陰線が陽線を埋めているものを陰の陽はらみ陽線が陰線を埋めているものを陽の陰はらみと呼んでいます

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はらみ線は短期的に一服です。売り買いが拮抗している状態を表しています。すなわちトレンド中に現れた場合、トレンドの転換期が近いことも表しています。陰陽線の代わりに、寄り引き同時線が確認された場合、高値で出現すれば天井下値で出現すれば底の確認になることが多いと言われています。

陰の陽はらみ

陰のはらみ陽線はかなり重要です。陰線で売りをこなしながら次に陽線で締めくくっているからです。つまりセリクラ(セリングクライマックス)を迎えている可能性が高いです。そのため短期的に見れば上昇可能性が高いとされています。

陽の陰はらみ

陽の陰はらみは陽線のあとに陰線が出ているため、単純に下落相場になる可能性が高いです。次のローソク足で陰線が出現してしまうと、下落相場下落トレンドは避けられないでしょう。

つつみ線(抱き線)

つつみ線ははらみ線と反対で、陰線(陽線)が次の陽線(陰線)ですっぽり埋まっている状態を表します。陰線を陽線がつつんでいるものを陽のつつみ線、陽線を陰線がつつんでいるものを陰のつつみ線といいます。高値圏でのつつみは天井暗示、安値圏でのつつみは底値暗示となります。小陰陽線が寄引同時線の場合は、より信頼度が高まると言えます。

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陽のつつみ線と陰のつつみ線

陽のつつみ線

陽のつつみ線は陰線を消化したのちに陽線が出現しているため、強い買いシグナルを表しています。底値における陽のつつみ線は相場の転換期になる場合も多いとされています。上昇トレンドは形成時に現れる場合が多いです。

陰のつつみ線

陰のつつみ線は陽線を消化し、陰線を出現させているため売りシグナルを表しています。上昇トレンドにおける陰のつつみ線には要注意です。高値圏における陰のつつみ線は天井となることも多いです。

たすき線

たすき線は前日に陰線を付けた翌日高く寄り付き、前日の高値を超えて引けた場合や、前日陽線を付けた翌日安く寄り付き、前日の安値を割り込んで引けた場合を指します。値段の大小は関係ありません。

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  • 2本目の陽線の始値が、直前の陰線の終値よりも高い
  • 2本目の陽線の終値が、直前の陰線の始値よりも高い

この特徴を持ったたすき線は左側のたすき線です。このたすき線は下降トレンドに表れやすく、下降トレンドを形成していきます。

  • 2本目の陰線の始値が、直前の陽線の終値よりも安い
  • 2本目の陰線の終値が、直前の陽線の始値よりも安い

この特徴を持った、たすき線は右側のたすき線です。このたすき線は上昇トレンド中に出やすい形であるため、たすき線が確認された場合は戻り売り、押し目買いが基本となります。

たすき線は高値圏で陰線が出現した場合を売りのシグナル、逆に安値圏で陽線が出現した場合は買いのシグナルと捉えられます。また次に出現するローソク足によってとらえ方が変わってきます。陽線なら上昇トレンドへ、陰線なら下降トレンドへと捉えることができます。

またレンジの中では方向感を示すことはなく、大陽線や大陰線を含むたすき線が出現した際に方向を示すことが多いです。

かぶせ線

かぶせ線は大陽線後に勢いそのまま次のローソク足で高値で寄り付くものの上がりきらず前の大陽線の範囲内で大陰線でできた足型のことを指します。

かぶせ線 に対する画像結果

売り圧力が強く上昇トレンドにおいて発生したのであれば、トレンドの転換期になりうる可能性をはらんでいます。かぶせ線のあとは下落していくとが基本的な考え方です。大陰線が大陽線の中値を超える場合は売り圧力が強いと考えられます。注意が必要です。超えない場合は押し目買いのチャンスだともいわれています。

入首線・差し込み線・切り込み線

この三つは大陰線のあとに陽線が表れる連続線ですが、陽線がどこまで戻るかによって名称が違います。

左から入首線・差し込み線・切り込み線です。

入首線は前の長い陰線の終値に対して、当日始値は大きく乖離していますが、終値ではやや上回って引けた陽線を指します。入首線に似た形であて首線というものがありますが、入首線の陽線の終値が陰線の安値にまでしか行かない形を取るものです。

あて首線は売りの勢い余ってさらに下の価格から始まったものが、続落せずに小さな反発をして小陽線となるものです。そのため、売りのシグナルとなる場合も多く、戻り売りのポイントとして機能する場合もあります。

入首線下げへの転換、もしくは下げ継続といったサインと見られることが多くなります。

差し込み線は、入り首線より陽線が伸びるものの、やはり前の陰線の中心までは届かず、買いの勢いが弱い様子を示す。そのため基本的には下げ目線で相場は進んでいく。ただし一定の買いが認められるため、トレンド転換になりうることもあります。

切り込み線前の大陰線の中心を上回る大陽線になった場合を指します。上記した被せ線の逆バージョンです。強い買いが大陽線に現れており、安値圏では相場の転換期となりうります。底値圏で出現した場合、上昇を期待して安く買いたいと言う市場心理ととらえることが出来ます。ただし、大きく値下がりしたことで空売り勢の買戻しが入った可能性、逆張り好きの個人投資家の押し目買いが膨らんだ結果という見方もできるため、この形が出現したからといって飛びつくのは危険です。

出会い線

出会い線は前日・当日ともにほぼ同じような値幅で、前日の値動きと逆の値動きをして終値が同じになった線を言います。大幅な値動きによって「窓」が出現しているところに注目します。窓は基本的には埋められますが、場合によっては反発することもあります。

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陽線が出れば上昇基調、陰線が出れば下落基調と考えられます。上昇や下落の勢いを守れず反対勢力に押されている事から、今後流れが変わる可能性を示唆しています。

振り分け線

振り分け線は出会い線と全く逆のバージョンです。前の始値から同じところから始値が置かれ全く逆の動きをする足型のことを指します。上昇トレンド中の陰線からの陽線は買いで、下降トレンド中の陽線からの陰線は売りのシグナルと作用しています。逆の動きをしている分、どちらに動いたとしても大きな動きをすることが予想されます。

まとめ

ローソク足の2本組の足型のパターンでこれだけあります。数が増えれば増えるほど複雑になり新しい手法が登場するのがローソク足によるチャート分析の奥深さだと思います。しかしローソク足だけで判断することはリスクが大きく様々な分析法を使って複合的に判断することがより良いトレードにつながります。

ローソク足による分析法の基礎はおしまいです。お疲れさまでした。何度も読み返して覚えることを推奨します。

ローソク足はチャート分析の基礎であり事実を足型として残します。

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