皆様こんにちは。
しゅうです。
インフルエンサーと呼ばれるスポットライトのあたった光り輝く存在が多数見受けられる。
しかしながら世の中の大半の人はインフルエンサーについてきちんと理解したことがあろうか?
この記事を読めばインフルエンサーの起源とその向き合い方のヒントを得ることができます。
目次
インフルエンサーとは
インフルエンサーという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
インフルエンサーとは広義的には以下のように示されています。
世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。
を表します。広義的にはこのように記されていますが、僕の所属するTwitter運用界隈におけるインフルエンサーは少し違う意味でインフルエンサーとして認識されているようです。
正直インフルエンサーと言っても本当に世間に与えている影響はそこまでとは考えられません。
なぜなら
フォロワー数が多い=インフルエンサー
という謎の式がTwitterでは多くの人の脳で勝手に成り立っているからです。
そしてこれは誰かに強制されたわけでもなく、勝手にあなたの脳みそに刷り込んでいる情報です。
この式がどうして成り立っているのか?
このことについて深堀りを始めることから記事は始める。
そもそもこのインフルエンサーという単語はいつ・どこで生まれたのでしょうか?
調べていくと語源についてはあの有名なウィルス『インフルエンザ』と同じであるということが分かりました。
インフルエンザの語源は「影響」の意味がある「influenza(インフルエンツァ)」というイタリア語が語源となっています。医療が進んだ今だからこそ、インフルエンザはウイルスと広く知られていますが、16世紀のイタリアでは、占星術師が信頼されて大きな発言力を持っていました。彼らは当時原因不明だったインフルエンザが発生する原因についていろいろ考えた結果、行きついた結論が「空気の汚れによるもの」でした。「冬になったら流行し、春になったら終息していく」というインフルエンザの特徴から、空気が汚れた原因を「惑星の動きや寒気の『影響』だ」と言ったのらしいです。
いつ・どこで?という問いに関しては彼らが活躍する場所を考えれば自ずと答えが導き出されます。
「いつ」「どこで」インフルエンサーが活躍したか?
インフルエンサーが活躍し始めたのは2000年前半であると考えられています。インフルエンサーの初めの活動範囲はブログでした。
あるインフルエンサーが書いた記事に載った商品はその日のうちに売り切れるなど、当時からインフルエンサーの力は顕在でした。
当時は「アルファブロガー」「パワーブロガー」と呼ばれる人たちがが数多く登場しました。ブロガー・インフルエンサーとして圧倒的な影響力を与えたのが女優でタレントの紗栄子さんです。ブログで紹介した商品は常に話題となり、1周間で完売してしまうほどでした。
参照記事👇
ところが近年になってから各SNSの台頭もあり、インフルエンサーと呼ばれる方の活躍が目立つようになってきました。
現在の主となるインフルエンサーの活躍場所はインスタグラムやYouTubeであるといえるでしょう。
確かにTwitterやFacebookなどでもインフルエンサーと呼ばれる方たちはいますが、彼らより影響を与えているのがインスタグラムやYouTubeで活躍しているインフルエンサーです。
なぜならTwitterやFacebookよりもユーザーを多く抱え込むことに成功し、より長い拘束時間をそれらのSNSでは確保することに成功しているからです。
※Twitterが他のSNSに比べて広告ビジネスが発展しないのはここにあると個人的には感じています。個人の発信を見たとしても、彼ら自身の発信や彼ら自身の投稿が多く、企業にとって、企業の広告をお願いすることが難しいと考えれるからです。
さてではなぜ
フォロワー数が多い=インフルエンサーが成り立つ理由
が成り立ってしまうのでしょうか?
私はこの理由が数字による権威性による心理的要因だと考えています。
ノーガードのまま、数字を真に受けてしまうと権威性に完全にやられてしまいます。特にTwitterにおける数字の権威性の破壊力はとてつもないものだと考えています。
なぜなら他のSNSに比べて数字を目にする機会が多いからです。
Twitterの場合、数字を見る機会はおよそ2回あります。
①その人自身のツイートをみたとき
②プロフィール欄をみたとき
逆に言えばこの二つしかその人自身の数字を目にする機会がないのです。
インスタグラムとYouTubeについて確認してみましょう。
インスタグラムの場合
①フォロワー数
②閲覧数
YouTubeの場合
①再生回数
②登録者数
③グッドボタン数
あれ、そんなに見る数字の数はTwitterと変わりないじゃないか。と思われるかもしれませんが、インスタグラムとYouTubeはTwitterと圧倒的に違うものがあります。
それはコンテンツの質です。
インスタグラムは画像、YouTubeは動画
と数字以上に目を見張るものがあります。
ただしTwitterに関して言うのであれば見る者は文字。
圧倒的に文字
なのです。この140字にどれだけ詰め込められるのか。
そしてこの文字と同じくらい興味を持ってしまうのが数字なのです。
だって同じ字に所属していますから。
そう考えると如何にTwitterが数字による権威性を有効に活用できるかがお分かりいただけると考えます。
※ツイートでも音声や画像コンテンツ、動画コンテンツを載せられることはもちろん分かっていますが、本来のTwitterの目的は呟きですのでこのような書き方をしています。
フォロワー数が多い=インフルエンサー
本来であれば多くの人に影響を及ぼすのがインフルエンサー。
しかしながら、文字コンテンツと同等の意味を数字にも与えてしまっているTwitterの特徴が上記の式を成り立たせてしまっているのです。
さて原因がある程度はっきりしてきたところで今回のnoteの主題に入っていきましょう。
インフルエンサーとの向き合い方を考える
さてでは我々はどうやってインフルエンサーと向き合えばいいのでしょうか?
まずあなたはインフルエンサーをフォローしていますか?
もし、フォローしているのであれば、そのインフルエンサーをなぜフォローしているのですか?理由を何個か上げてみてください。
その人から何かインスピレーションを受けたい
インフルエンサーはとりあえずフォロー
インフルエンサーからパワーをもらいたい
インフルエンサーと繋がりたい
などなど何かしら要因があってフォローしていらっしゃると思いますが本当にその目的にあった向き合い方ができていますでしょうか?
インフルエンサーは正直な話をするとある程度フォロワーが集まった時点で尖った発信はできなくなります。
なぜならフォロワーが増えたからです。
フォロワー全員に響く、当たり障りのないことを言わなければフォロワーは離れるからです。匿名のアカウントで実名や顔出しをせずに行っている以上他の手段でのフォロワー獲得が難しく、フォロワー離れのリスクをとることになるからです。
さあ、こうなって来ると先ほどの話に繋がりますよね。
当たり障りのないことを言うのがインフルエンサーでしょうか?
本当に人々にインフルエンスしているでしょうか?
明らかに違うと感じませんか?
確かに本気で事業に取り組み、結果を出し、それを公表しインフルエンスしているアカウントもたくさんあります。
しかし一部のアカウントは何をやっているのか分からないけど伸びているアカウント、影響力が本当にあるのか懐疑的なアカウントが一部存在するのが僕の個人的な意見です。
アンチインフルエンサーみたいな書きものになっていますが、万垢を超え多くのフォロワーを抱えるとこうなっていくのも理解はできます。
ただ昔発信していたことと全然違うじゃん?というアカウントが増えたのも事実です。本当につまらないアカウント(自己啓発にならない自己啓発ツイート)が増えました。
それはさておき、ここまでの私のインフルエンサーに対するイメージと意見から私がおすすめする向き合い方をご紹介します。
フォローするかどうか
あなたがこのアカウントすごい!あこがれだ!
そう思えば即フォローしましょう。あなたの目標になりうるアカウントかもしれませんし、あなたが興味を持っている情報を提供してくれるかもしれません。
フォローした(している)場合
ここからは見極めが必要です。
見極めをするべきです。
もし当たり障りのないことをずっと呟くアカウントならば、フォローを外す対象に加えていいと考えます。
もし迷って悩んだ時、どう判断するか?
リプです。
彼らのリプの質を覗いてみましょう。
もしリプを一つも返していない
リプを適当に返している
のであればフォローを外していいと考えます。
しょうもない同情リプを送っていたり、リプをしていただいたアカウントに対してリスペクトを感じないようでしたら僕なら切ります。
その程度のアカウントです。
同じ界隈のインフルエンサーはどうするべきか?
フォローしないのであれば、リストにまとめていれておけば大丈夫です。
インフルエンサーはトレンドを作りますし、多くのアカウントを動かす原動力にもなります。
あなたが関わるかどうか別として利用することは考えておきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はここで終わりです。
noteに有料でインフルエンサーの利用方法についてまとめてあります。
是非そちらもご覧になってください。
次回はインフルエンサーとの向き合い方Instagram編を書きます。
乞うご期待ください。
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