みなさんこんにちは。shutonです。
チャート分析法オシレーター系
RCI編です。
オシレーター系にも
いくつか種類があります。
RCIを理解することで
トレンドの見極めができるようになり
適切な投資戦略が立てられます。
RSIやストキャスティクスなどの
他のテクニカル指標の見方にも応用できるようになります。
それでは紹介していきます。
目次
RCIとは
RCIは
株価の動きと日柄(日数)を重視することから
順位相関指数とも呼ばれる指標です。
-100%から+100%の指数で表し
相場の過熱感(買われ過ぎや売られ過ぎ)を測ります。
ある期間内の株価(終値)に上昇順位をつけ
その期間の日数との相関関係を
指数化したもので
「上がり始め」
「下がり始め」
の時期とタイミングを捉えます。
RCIはRSI(相対力指数)と類似していて
計算期間をn日間としてRCIを算出する場合
n日間価格が上昇し続けると100%になり
逆に下落し続けると0%になります。
RCIの活用法
RCIはオシレーター系の
テクニカル指標です。
価格の振れ幅を
推し量り買われ過ぎや売られ過ぎといった
「行き過ぎた水準」のバロメータを
教えてくれます。
RCIの計算方法
RCIは
RCI(n)=(1-(6d÷n(n×n‐1)))
d=日付の順位と価格の差の2乗
n=期間
終値 | 日付順位 | 価格順位 | 日付と価格差の2乗 | d | |
1日目 | 100 | 5 | 5 | 0 | 0 |
2日目 | 105 | 4 | 4 | 0 | 0 |
3日目 | 110 | 3 | 3 | 0 | 0 |
4日目 | 120 | 2 | 2 | 0 | 0 |
5日目 | 125 | 1 | 1 | 0 | 0 |
この場合だと
RCI(5)=(1-0)×100=100
となり
RCI=100となります。
RCIの設定方法
日足ベース
短期:5日、9日、13日
中長期:18日、22日、45日、75日
週足ベース
9週、13週、26週、52週
続いてRCIの使用法について
紹介します。
RCI使用法
RCIもオシレーター系の
テクニカル指標の
1つであるため
売買シグナルが存在します。
買いシグナル
・売られすぎシグナル(-100)に近づいたとき
・0ラインを下から上へ突き抜け
売りシグナル
・買われすぎシグナル(+100)に近づいたとき
・0ラインを上から下に突き抜け
まとめ
RCIは多くの使い方があり
設定の仕方によって
取引手法が変わってきます。
次回
RCIの具体的な設定方法について
ご紹介します。
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